朝日新聞の天声人語で竹内浩三がとりあげられました

竹内浩三のことが、朝日新聞令和3年4月28日朝刊の天声人語で、「骨のうたう」と題して取り上げられました。

下記のフレーズは、竹内浩三の純粋な部分とともに、時代を超えた彼の「危なさ」も指摘しています。

単純な愛国青年であるはずもないが、いわゆる反戦詩人の枠にも収まらない。「赤紙」の時代を生きた若者の気持ちの揺れをありありと伝える。もし彼がSNS全盛のいま世にありせば、と想像した。時代の風はとらえても、飾らず、背伸びせず、同調圧力にも屈しない。20代前半ならではの本音を鮮やかにツイートし、きっと盛大にバズっていたことだろう。

朝日新聞令和3年4月28日朝刊 天声人語より

天声人語の記事に対して、遺族の庄司乃ぶ代さんは、「短い字数にもかかわらず、浩三の人物像をこれまでにない視点取り上げていただき、感銘しました。筆者の方には感謝しています。」と述べています。