伊勢の詩人、竹内浩三は1921(大正10)年5月12日に生まれました。2021年の今年は生誕100年目にあたり、伊勢ではその100回目の誕生日を祝うさまざまなイベントが企画されています。
20年続けてきた「生誕祭」の開催
生誕祭は新型コロナのため、来年に延期になりました。
- 5月8日(土曜) 伊勢市立小俣図書館 2階ホール
- 五月女ナオミコンサート
- 詩の朗読
- 日本大学芸術学部映画学科 廣瀬勇誠 卒業制作
- ドキュメンタリー作品 「竹内浩三」上映
記念イベント「さあ竹内浩三を語ろう・歌おう」の開催
メインのイベント「さあ、竹内浩三を語ろう・歌おう」を
令和3年11月23日(火・祝日)午後2時~4時 伊勢市生涯学習センターいせトピア 多目的ホール
にて行います。
第1部は、「語ろう」ということで、対談形式で竹内浩三を各自の視点から語っていただきます。現在、稲泉連氏(作家)と大西弘記氏(劇作家)を予定しています。
まだ公表できませんが、もう一人、著名な映画監督の参加の可能性があります。
第2部は、「歌おう」ということで、朗読や歌で竹内浩三に出会っていただきます。
谷篤氏の朗読と歌
宇治山田高校同窓会 合唱団 プラチナ2000
※<谷氏画像と掲載許可 必要><プラチナ2000と同窓会の説明>
竹内浩三の詩碑の建立
竹内浩三の詩碑としては、伊勢神宮の鬼門を守る古刹、朝熊山・金剛證寺の墓地に建つ「戦死ヤアワレ」の碑が有名ですが、もうひとつ、13歳から18歳までの竹内浩三を感じることができるような碑を作りたいと願っています。
当時の宇治山田中学校があった場所は、現在公園になっていて、小津安二郎の碑が建っています。私たちはその横に竹内浩三の碑を建てて、彼の青春と友情のスタート地点として記念したいと思っています。
竹内浩三の詩碑としては、伊勢神宮の鬼門を守る古刹、朝熊山・金剛證寺の墓地に建つ「戦死ヤアワレ」の碑が有名ですが、もうひとつ、13歳から18歳までの竹内浩三を感じることができるような碑を作りたいと願っています
竹内浩三の残した資料のデジタル化
竹内浩三の資料は、遺族の依頼によってすべて「本居宣長記念館」に大切に保存されています。しかし紙の劣化は進み、現在では一般に閲覧できる状態ではなくなっています。
竹内浩三の資料(同人誌、日記、手紙、写真等)を図書館等で閲覧できるようするため、伊勢市を中心に複製やデジタル化に取り組んでいます。これにより、多くの人が資料を目にすることができ、研究者の育成にも寄与できることになります。
<本居宣長記念館のHPへのリンクと展示会の案内>
http://www.norinagakinenkan.com/index.html
※竹内浩三の資料展示は本居宣長記念館でも開催予定です。詳細はHPでご確認ください。
「竹内浩三とその仲間展(仮称)」の開催
さらに、共に「伊勢文学」を発行した友人たちの作品と資料の展示も行います。
市が所有する「伊勢文学」の実物展示のほか、パネル展示等により、竹内浩三と友人たちの創作活動を紹介する予定です(詳細は未定ですので、展示内容等は変更となる場合があります)。
「竹内浩三とその仲間展(仮称)」11月20日(土)~28日(日) 伊勢市立伊勢図書館
その他にも、さまざまなイベントを企画しています。明らかになり次第、当ホームページやTwitter、Instagramで紹介していきます。